令和7年度 一般社団法人須坂市スポーツ協会 運営方針

■本協会は、須坂市における競技スポーツの振興、競技力向上に向けた選手育成と指導者養成を推進するとともに、急速に進む少子高齢化と人口減少に伴い大きく変化する社会構造を踏まえ、多様化する市民の要望を的確に把握しながら、より多くの方々にスポーツへの参画を促し、それぞれのライフステージに応じた生涯スポーツと文化芸術活動を支援し、誰もが、いつまでもスポーツを楽しみ、健康で豊かな人生を送ることができる環境づくりに努めます。

■市民スポーツと文化芸術の拠点として、創造の家を適切に管理運営し、関係機関や各種団体との「共創」により、当市における市民スポーツの統一組織として、加盟団体を支援するとともに組織強化を図って行きます。

1.競技力の向上に向けた選手の育成

○世界の舞台で活躍する選手を育む須坂を目指し、競技力の向上や競技スポーツの一層の充実のため、 加盟団体、中学校部活動地域移行に係る協議会や地域クラブなど、関係機関や団体と連携を図り、研修会の充実、一流選手や指導者による講演会や実技指導などを開催し、一体となった育成強化に努めます。

○トップアスリートとしてオリンピックなどで活躍する須坂市出身の選手を、市民とともに応援・支援すると同時に、2028年国民スポーツ大会須坂市招致競技(トランポリン)の紹介と普及に向けての事業に市や関係者とともに取り組みます。世界の舞台で活躍する選手を育む須坂を目指し、競技力の向上・競技スポーツの一層の充実のため加盟団体、中学校部活動運営連絡協議会等、関係機関・団体と連携を図り、研修会の充実、一流選手や指導者による講演会等を開催し、一体となった育成強化に努める。
 また、トップアスリートとしてオリンピック等で活躍する須坂市出身の選手を、市民とともに応援・支援すると同時に、2028年国体須坂市招致競技の紹介と普及に向けての事業に取り組む。 

2.スポーツ振興事業の促進及び指導者の養成と確保

○長野県スポーツ協会や関係機関・団体の協力を得ながら、市民の意向を把握し、スポーツ教室、スポーツ大会に向けた合宿練習(創造の家での合宿含む)などにより技術の向上、意欲高揚を図ります。

○部活動地域移行も見据え有資格者の実態把握を行い、求められる指導者を積極的に養成・確保し資質の向上に努めます。

3.ジュニアの育成強化と学校・家庭との連携の推進

○全国大会等に出場する個人や団体を激励し支援します。

○競技力向上に向けた講習会やスポーツクラブ活動・学校部活動などへ指導者を派遣するとともに、社会的課題である「部活動地域移行」に協力します。

○就学前児童から小学校低学年の子どもたちが、親子で参加できるカラダづくり教室や、小中学生が希望する競技を体験できるアクティブ☆キッズ☆プログラムなどを企画・実施することで、健全な心身の発達のため、スポーツに親しむことの重要性を啓発し、スポーツの楽しさを実体験する中で、スポーツの習慣化を促します。

4.「フェアプレイで須坂を元気に」事業による、各種団体との連携と生涯スポーツの推進

○須坂市文化芸術協会など地域の各種団体や賛助会員など企業との共創により、市民が週1回はスポーツに関わり、「フェアプレイで須坂を元気に」を合言葉に、「あくしゅ・あいさつ・ありがとう」という具体的な行動を通して、スポーツの力で地域に笑顔と活力を創り出します。

○第六次須坂市総合計画「須坂みらいチャレンジ2030」の施策「スポーツを通じ、健康で生き生きと学び挑戦する心を育み、地域の連帯感や活力が醸成されるまちを目指します。」の趣旨に賛同し、市民の健康づくりと体力向上に貢献するため、各種事業を通じ生涯スポーツの推進を図ります。

5.スポーツ大会の開催、主催、共催の推進

○須坂市及び須坂市教育委員会と共催で各種スポーツ大会を開催するとともに、市並びにスポーツ協会加盟団体が主催する大会に協力し、市民ニーズに合ったスポーツ振興とスポーツ人口の拡大に努めます。

6.加盟団体の支援と社団法人としての組織強化

○これまで築いてきた歴史と伝統を礎に、本協会が社団法人として社会的評価をさらに高めるため、スポーツ庁が令和元年策定した「スポーツ団体ガバナンスコード」を遵守し、創造の家の第3期指定管理業務を進めます。

○スポーツ振興くじ助成金や子どもゆめ基金、村石スポーツ振興財団助成金など外部資金の導入に努めながら、市民主役となるスポーツ振興に心がけ、各種教室やイベントなどを開催し、信頼され期待されるスポーツ団体として加盟団体を支援するとともに、積極的な取り組みで会員並びに賛助会員の一層の拡大を図り、組織強化と自己資金の充実に努めます。